脱毛症については、東洋医学的視点から見ると理解が容易です。
東洋医学では、髪の毛は血餘(けつよ)と呼ばれ、血液の余りと考えられています。そのため血行が悪くなると「血餘」である髪の毛が抜けます。
東洋医学には「気血一体」ということばもあり、これは気、すなわち生命エネルギーと血は一緒になって体じゅうをめぐっているという考え方です。
「気」は「血」を生じ、「血」は「血」を補うと言われ、お互いに密接な関係があります。そのため「気」のめぐりが停滞しても「血餘」である髪の毛に悪影響を与えます。
円形脱毛症や壮年性脱毛症は、健康状態を調べると、「気血」のめぐりが必ず悪くなっています。
こうした「気血」のめぐりが悪くなる一番の原因は、ストレスです。
脱毛症になった人たちの、脱毛症に至るまでの生活環境を見てみると強いストレスを受けていることが分かっています。
残業が続いたり、家庭に問題を抱えていたり、毎晩深酒をして寝不足だったり、その理由はいろいろですが、精神的なストレスの影響を受けてある日突然発症しています。
